2019年7/18。
銀座にある松榮堂へ行ってきました。
というのも、以前京都に行った時に買ったお気に入りのお香を切らしてしまったのです。
そのお香はお寺でしか買えないのですが、違う香りでも良いから同じ所が作るお香が欲しくて。
香りが好きだったり、物事の背景的なことが気になったりする人はとっても楽しい空間かと思います。
何が楽しかったというと、新しい知識が手に入ったことと良い経験ができたことです
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新しい知識
線香の由来
線香って元々どういう経緯で使われていたか知ってますか??
自分は今日松榮堂に行くまで知りませんでした。
お経を唱える時や座禅を組んだりする時の時間の経過を計る為。だそうです。
祇園祭りについて
7/1~7/31まで祭りが催されているそうです。
また、山鉾巡行という鉾を引いていく行事が17日と24日にされているということ。
祇園祭りの由来
大昔に流行った疫病からきているそうです。
ちょっと調べると、疫病神を鎮め退散させる祭礼とのこと。
祭りって意味や由来がありますからね。
単純に楽しむよりも歴史を知って深みのある楽しみ方をしたいところ。
お香について
お香の香りって煙から吸いがちじゃないですか?
実はお香の香りって、赤く燃えている所のちょっと下の部分が温められて香りが発生しているらしいですよ。
あと、火をつけるタイプや、香り袋はメジャーかと思うんですが、空薫(そらだき)っていう香りの焚き方があることを知りました。
方法としては、お茶碗ぐらいの香炉に灰を入れて、熱した炭を入れて灰を温めます。そこに香りが付いている香木や練香、印香(これも初耳でした)を乗せる。
香りの強さ等のカスタマイズや準備時間の楽しさ等魅力的な香りの楽しみ方です。
良い経験とは
丁度今日「香りにであう会」という催しの開催が初日でした。
知らずに立ち寄ったらラッキーでした。
銀座店のスタッフがその月おススメの香り3種類を紹介してくれます。
紹介時には購入する時のポイントも教えてくれました。
購入時のポイント
くゆり場で、火をつけた状態の香りを体験する!
お香を買う時って火がついてないものの香りを嗅ぐかと思います。
時間が無ければそれでも良いんですが、お香の調香師って、お香に火をつけて20分後ぐらいの残り香をイメージして作るらしいんですよ!
しかも、沈香って火がついてない状態と火をつけた後の香りが全然違うんです!これは衝撃でした。食わず嫌いしてましたよ。
松榮堂銀座店では気になったお香(売り物でもサンプルでもない)に火をつけて嗅がせてくれます。
最後に
「香りにであう会」素晴らしかったです。
会の前に2種類買ってましたが会の後にもう2種類買ってしまいました(笑)
京都の本店や、本店の隣にできたという薫習館にも行ってみたくなりました。