4年使ったSONYのコンデンサーマイク(ECM-PCV80U)から、ダイナミックのFIFINE K688に替えて比較
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ゲーム用や会議用のマイク、なんとなく「コンデンサーの方が高音質」というイメージだけで選んでいないだろうか。
実は私も4年間、SONYのECM-PCV80Uを使い続けてきたが
その間「これはコンデンサーマイクだ」と意識せず使っていた。
※ECM-PCV80Uは友人からの頂き物で、当時説明してもらっていたかもしれない…
効率厨を自称しているくせに、肝心のマイクの方式すら把握していなかったわけだ。お恥ずかしい話だが、正直に書いていく。
今回、ダイナミックマイクのFIFINE K688を4週間程度使ってみたところ
ノイズの入り方が明らかに変わった。
本記事では、4年と4週間というそれぞれの実体験をもとに
ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違いと
ゲーム配信用途でどちらを選ぶべきかを公開する。(2026年6月時点の情報です)
結論
ゲーム配信用途なら、私はFIFINE K688(ダイナミック)の方が良かった。
理由は、ポップガード(風防)とショックマウントが標準で付いていて、息や振動によるノイズがそもそもカットされていたこと。
加えて、ダイナミックという方式自体が、コンデンサーより周囲の音を拾いにくいという根本的な違いもある。
価格は1万円程度、見た目とカーディオイド(単一指向性)パターンも決め手になった。
ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違いとは
難しい話に聞こえるが、噛み砕くと
- ダイナミックマイクは「大きい声だけを拾う、頑丈な耳」。
- コンデンサーマイクは「小さい音まで拾ってしまう、敏感な耳」
敏感な耳は、声の細かいニュアンスまで拾えるので歌ってみたや楽器録音には向いている。
一方で、息の音、部屋の反響、エアコンや扇風機の風切り音まで容赦なく拾ってしまう。
ゲーム配信のように「自分の声だけクリアに届けたい」用途では、実はこの敏感さが裏目に出ることが多い。
あなたの配信、実は自分が気づいていないだけで、息の音や生活音が漏れていないだろうか。
4年使ったSONY ECM-PCV80U(コンデンサー)のリアルな感想
ECM-PCV80Uは、友人からもらって4年ほど使ってきたマイクだ。
友人は歌用に使ったりもしていたこと、そして新しいマイクを購入したので
お下がりをいただいたという経緯がある。
正直に言うと、4年間ポップガードを付けずに使っていたこともあり
マイクに近づいて話すと「ガサガサ」というノイズが入る。
これは典型的な吹かれノイズで
口から出る息がマイクのカプセルに直接当たることで起きる。
さらに、夏場に扇風機を回しながら配信すると、風の音までしっかり録音されてしまう。
感度が高いコンデンサーマイクだからこそ拾ってしまうノイズであり、これはポップガードの有無だけの問題ではない。
方式そのものが「拾いすぎる」設計になっているということだ。
4週間使ったFIFINE K688(ダイナミック)の感想
K688を選んだ決め手は
- 1万円という価格
- 見た目
- カーディオイド(単一指向性)パターン
USBとXLRの両方に対応しているのもポイントで
既存のオーディオインターフェースを持っているなら、XLR接続で使う選択肢もある。
私は調子に乗ってXLR接続で使用しているが、マイクに搭載されている
ミュートボタンが反応しなくなる(そもそも点灯すらしない)点には注意が必要だ。
オーディオインターフェースにミュート機能があるから問題無いが。
ちなみに見た目については憧れのSHURE感が強い。
こればかりは好みが分かれる所だろう。
ポップガードがグレーなのが玉に瑕で、黒だったら言うこと無しだった。
使い始めて4週間程度だが、ポップガードが標準で付いているおかげで
息のノイズは気にならない。
また、ショックマウントも標準で付いているのがとても嬉しい。
周辺機器で出費が増えないことはガジェットを購入する時の大事なポイントだ。
USBが付属されているので、USB接続の人はケーブルを買い足す必要は無いが
私は生意気にもXLR接続でやっていきたいのでこちらを購入した。
ちなみにマイクアームは以前記事にもしているがこちらを使用していて
そのまま流用可能だった。
6000円程度のロープロファイルでコスパも見た目も良いのでおススメだ。
ネジの規格が異なるが、それも付属されていたので心配無用。
スペック比較表
| 項目 | FIFINE K688 | SONY ECM-PCV80U |
|---|---|---|
| マイク方式 | ダイナミック | コンデンサー(エレクトレット) |
| 指向性 | カーディオイド(単一指向性) | 単一指向性 |
| 接続方式 | USB / XLR 両対応 | USB(専用Audio Box経由) |
| 付属品 | ショックマウント・ポップガード標準装備・USBケーブル | テーブルスタンド・USB Audio Box |
| 価格帯(参考) | 1万円前後 | 3,000〜4,000円台 |
| ゲーム配信での印象 | ノイズに強く扱いやすい | 感度は高いがノイズも拾いやすい |
ノイズの正体は「付属品の有無」だけではなかった
(さっきの画像とどこが違うかな?)
ここまで読むと「ポップガードを付ければECM-PCV80Uでも解決するのでは」と思うかもしれない。
半分正解だが、半分は違う。
コンデンサーマイクは方式自体の感度が高いため、ポップガードを付けても扇風機やエアコンの環境音まではカットしきれない。
ダイナミックマイクは方式自体が「近くの大きな声だけ」を拾うようにできているので、そもそも環境音に強い。
つまり今回の差は「付属品の差」と「マイク方式そのものの差」の両方が重なって生まれていたということだ。
ゲーム配信ならどっちを選ぶべきか
結論として、ゲーム配信のように
「環境音をできるだけ拾わず、自分の声だけ届けたい」用途なら、ダイナミックマイクの方が扱いやすい。
歌ってみたや弾き語りのように細かいニュアンスを録りたいなら、コンデンサーの方が向いている。
あなたは今、自分の配信スタイルに合ったマイクの「方式」を意識して選んでいるだろうか。
注意点
コンデンサーマイクを使い続ける場合は、ポップガードと指向性に合わせたマイク位置の調整は必須。
エアコンや扇風機など風が出る機器との距離も意識した方がいい。
XLR接続を考えている場合は、お使いのオーディオインターフェースがプラグインパワー対応かどうかも事前に確認しておくこと。
まとめ
4年使ってきたSONY ECM-PCV80Uから4週間前にFIFINE K688に替えてみて
ゲーム配信用途ではダイナミックマイクの方が自分に合っていると感じた。
ノイズの差は「付属品の有無」と「マイク方式そのものの感度の違い」両方が重なって生まれていたものだった。
マイク選びで迷っているなら、
まずは自分の配信スタイルが「環境音を拾いたくないタイプ」か
「細かいニュアンスまで録りたいタイプ」か、そこから考えてみてはどうだろうか。
それでは、良いゲーム配信ライフを~