【月々いくら?】ビションフリーゼの維持費を全公開。トリミング・医療費・保険まで
ビションフリーゼの維持費の実態

ビションフリーゼを飼いたいと思っている人が
最初に調べることのひとつが「月々の維持費がいくらかかるか」ではないだろうか。
かく言う私も、梵ちゃんを迎える前にそれはそれは念入りに調べた。
しかし、インターネットに転がっている情報は
「だいたい3万円〜5万円です」という曖昧なものばかりで
正直あまり参考にならなかった。
なので本記事では
ビションフリーゼの梵ちゃんと3年間過ごしてきた私が
実際にかかっている費用を可能な限り具体的に公開する。
トリミング代、食費、保険料、医療費、消耗品……
ありとあらゆる出費を包み隠さず書いた。
これを読めば、「ビションフリーゼを飼うとリアルにどのくらいの出費が生まれるか」が把握できるはずだ。
結論:ビションフリーゼの維持費は月々いくらか

我が家(共働き・梵ちゃん1頭)の場合、
月平均 約29,900円~40,100円が維持費としてかかっています。
ただし、医療費や緊急の出費でブレが大きく
病気や怪我がなければ25,000円以下の月もあります。
反対に予防接種や定期検診の月は40,000円を超えることも。
※旅行は変動幅が大きすぎるので今回は省略しています。
「思ったより高い」と感じた方も、「意外と安い」と感じた方もいるかもしれない。
ただ、この数字は「梵ちゃんにとって良いと思えるレベルを維持した場合」の金額だという点は先に伝えておきたい。
削ろうと思えばもっと削れる部分もある。その話は後述します。
トリミング費用(最大の出費)
ビションフリーゼのオーナーが口を揃えて言うのが
「トリミング代が一番かかる」ということ。
これは本当にその通り。
我が家も月の出費の中で、トリミング代が最大の固定費になっている。
カット費用
我が家のかかりつけトリマーさんのカット料金は約8,500〜9,000円。
これを月1回のペースでお願いしている。
ビションフリーゼのカット頻度については以前の記事で詳しく書いたが、理想は月1回だ。
毛質が細くて巻き毛のため、放置すると毛玉化が進み、皮膚炎や関節への悪影響につながってしまう。
毛玉を放置するとこうなる
毛玉が深刻な状態でトリミングサロンに持ち込むと、毛玉料金(800円程度〜)が追加される。さらに毛玉がひどければ「延長料金」として別途請求されることもある。結果的にサロンへの持ち込み頻度を下げようとすると、かえって費用がかさむというジレンマが生まれる。
シャンプー(カットとカットの間)
2024年に自宅でシャンプーした時。大変だったが良い経験ではある。
カットとカットの間で、かかりつけのトリマーさんにシャンプーをお願いしている。
これが約4,000〜5,000円。
「自宅でシャンプーすれば節約できるんじゃ?」という声は分かる。
ただ、ビションフリーゼのシャンプーは毛をしっかり乾かす工程が非常に手間で
乾燥が不十分だと皮膚トラブルの原因になる。
素人が毎回完璧にやり切るのはかなり難しい。
我が家ではプロに任せることを選択している。
「自分でやる工数とリスクを含めたコスト」で計算すると
プロに頼む方がトータルで安くつくケースは多い。
つまりトリミング関連だけで、月平均約12,500〜14,000円がかかる計算になる。
食費(ドッグフード)
梵ちゃんが食べているドッグフードは、
2026年3月現在ではこちら。
約7,000円。
ビションフリーゼは涙やけが出やすい犬種でもあるため
食事内容が被毛や涙やけに影響することを3年間で実感している。
ただ、これまでに様々なフードを試してきたが、涙やけはまだ改善しきれていない…。
長い付き合いになりそうだ。
安いフードで済ませることは、後々の医療費増加につながる恐れがある為
成分表示を良く調べて愛犬に合うものを選びたい。
月あたりのドッグフード代
| 種類 | 内容 | 月額目安 |
|---|---|---|
| メインフード(ドライ) | 上記3kgを月1〜1.5袋程度 | 約6,500〜7,000円 |
| おやつ・トッピング | おやつ、無添加ジャーキーなど | 約1,000〜1,500円 |
| 食費 合計 | 約7,500〜8,500円 | |
急なフード変更は胃腸への負担になるので
切り替えは少しずつ慎重に行うのがおすすめだ。
ペット保険
悩み事を聞いてくれそうな座り方をしている梵ちゃん
これは賛否が分かれるテーマだと思う。
「保険は不要」という意見も理解できるし
「入っていて本当に良かった」という話も両方聞く。
我が家はペット保険に加入している。
なぜ加入したか
ビションフリーゼがかかりやすい病気として
外耳炎・白内障・パテラ(膝蓋骨脱臼)・歯周病などが挙げられる。
特にパテラについては梵ちゃんも以前から気になっていて
対策としてタイルカーペットを敷いた経緯もある。
あとは耳が蒸れやすいので痒くなりやすい。
夏場は特に顕著なため、耳掃除で通院することがある。
大きな病気に繋がっていないのが幸いだが、外耳炎に罹ったりしたら
今以上の出費になる。
さて、理由についてだが
手術や入院が必要になった時に「お金がないから治療できない」という状況だけは避けたかった。
保険料を払い続けていたとしても
保険を使わなかった分は「梵ちゃんが健康でいてくれた証拠」として前向きに捉えられる。
保険料の目安
| 年齢 | 70%補償プランの月額目安 |
|---|---|
| 〜3歳 | 約2,500〜3,500円 |
| 4〜6歳 | 約3,500〜5,000円 |
| 7歳以降 | 約5,000〜8,000円以上 |
保険は年齢が上がるほど保険料も上がり、加入制限が設けられる会社も多い。
入るなら子犬のうちに入っておくのが鉄則だ。
我が家は梵ちゃんを迎えると同時に加入した。
現在の月額保険料は約3,600円。
✅ ペット保険を選ぶ時に確認したいポイント
- 先天性疾患(パテラなど)の補償有無
- 歯科治療の補償有無(ビションは歯周病リスク高め)
- 終身保険か、更新ごとに保険料が上がるタイプか
- 年間の補償上限額
医療費
これが一番「読めない」出費だ。
健康な月はゼロだし、病気や怪我があれば一気に数万円飛ぶこともある。
定期的な医療費
| 内容 | 頻度 | 費用目安 | 月換算 |
|---|---|---|---|
| 狂犬病予防接種 | 年1回 | 3,000〜3,500円 | 約300円 |
| 混合ワクチン | 年1回 | 5,000〜8,000円 | 約500〜700円 |
| フィラリア予防薬 | 月1回(5〜11月) | 約700〜1,000円/回 | 約400〜600円 |
| ノミ・マダニ予防薬 | 月1〜2回 | 約1,000〜1,500円/回 | 約1,000〜1,500円 |
| 定期健康診断 | 年1〜2回 | 5,000〜15,000円 | 約400〜1,200円 |
| 耳掃除 | 月1回(5~9月) | 1000円~3000円 | 約300円~1000円 |
| 医療費(定期分)月平均 | 約3,000〜5,500円 | ||
これは「定期的な出費」の部分。
突発的な通院(皮膚炎、外耳炎、誤飲など)はこれとは別で
我が家では年に1〜2回は「ヤバそうな誤飲」で通院が発生している。
1回あたり5000円~1万円程度が多い印象だ。
深夜だと、タクシー代と深夜料金で3万円~4万円かかることもザラなので誤飲には注意しよう。
誤飲は注意すれば防げる出費。
自分に言い聞かせるように2回書いた。
大きな手術や入院が発生した場合は、当然もっとかかる。
梵ちゃんはありがたいことに今のところ大きな病気はないが
これが一番「保険に入っていて良かった」と思える瞬間を生み出す部分でもある。
消耗品(ケアグッズ)
梵ちゃんの動画撮影にしか使われていないカメラ
ビションフリーゼは日常的なケアが必要な犬種だ。それなりのグッズ代がかかる。
主なケアグッズと月額コスト
| アイテム | 用途 | 月額目安 |
|---|---|---|
| ブラッシングスプレー | 毎日のブラッシングで摩擦防止・毛玉予防 | 約300〜500円 |
| 毛玉ほぐしスプレー | できてしまった毛玉をほぐす | 約200〜400円(使用頻度による) |
| お尻拭き・足拭きシート | 散歩後の部分ケア | 約300〜600円 |
| 歯磨きグッズ | 歯ブラシ・歯磨きジェルなど | 約200〜500円 |
| トイレシート | 室内トイレ用 | 約800〜1,500円 |
| 消耗品 合計 | 約1,800〜3,500円 | |
その他の出費
主に梵ちゃんの撮影にしか使われていないカメラ②
「その他」と一口に言っても、積もり積もるとそれなりの金額になる。
- おもちゃ・グッズ:月500〜2,000円程度(衝動買いしてしまうことも正直ある)
- リード・首輪:消耗品として年1〜2回の買い替えが発生。月換算で200〜500円程度
- ドッグカフェ・施設利用料:お出かけ好きな家庭は月に数回あるかも。月1,000〜3,000円程度(今回の算出では大きな旅行は含めないこととする)
うちは梵ちゃんグッズを見ると「かわいい」と思ったら即買いしてしまう癖が直らない。
これは維持費ではなく「梵ちゃん課金」と呼ぶべき出費だが、家計的には同じことだ。
計算に入れる訳にはいかないカメラたち
梵ちゃんと一緒に走り回っても一切ブレない最高の相棒。
安心のSONY。
費用一覧表まとめ
ここまで書いてきた費用を一枚の表にまとめる。
| カテゴリ | 内容 | 月額(目安) |
|---|---|---|
| 🐾 トリミング | カット+シャンプー | 12,500〜14,000円 |
| 🍖 食費 | ドッグフード+おやつ | 7,500〜8,500円 |
| 🏥 医療費(定期) | ワクチン・予防薬・健診 | 3,000〜5,500円 |
| 🛡️ ペット保険 | 70%補償プラン(3歳時点) | 3,600円 |
| 🧴 消耗品 | ケアグッズ・トイレシートなど | 1,800〜3,500円 |
| 🎾 その他 | おもちゃ・グッズ・お出かけ費など | 1,500〜5,000円 |
| 月額合計(目安) | 約29,900円〜40,100円 | |
月平均35,000円で計算すると、年間約420,000円。ビションフリーゼの平均寿命は12〜15年と言われるので、生涯維持費の概算は430〜540万円以上になる。これは予防接種・保険・医療費等がすべて含まれた概算だが、緊急手術や高額医療が必要になれば当然この限りではない。
節約できるポイントと、節約すべきでないポイント
節約できるポイント
- トリミング頻度を2ヶ月に1回にする:ただし毛玉ケアを徹底する自信がある人限定。自宅でのブラッシングを毎日欠かさずできるならアリ
- ドッグフードをまとめ買い:Amazonの定期便や楽天のまとめ買いで10〜15%ほど節約できることがある
- 消耗品系はAmazonセールで買いだめ:トイレシートやウェットシートはプライムデーやセール時に大量購入するのが鉄則
節約すべきでないポイント
- ドッグフードの品質:安いフードへの切り替えが涙やけや皮膚トラブル、長期的な病気リスクを高める可能性がある
- ペット保険:特に若いうちは保険料が安い。入るならお迎えするタイミングで。加入を後回しにすればするほど保険料は上がり、加入できなくなるリスクも出てくる
- 歯のケア:ビションフリーゼは歯周病リスクが高い。歯磨きを怠ることは将来の高額な歯科治療費への投資になりかねない
まとめ
ビションフリーゼの維持費は、月平均円程度が現実的な数字だ。
「高い」と感じる方もいると思う。実際、安くはない。
だが、ビションフリーゼが家族に加わることで生まれる
「梵ちゃんが走り回るだけで笑顔になれる」という価値は、お金には換算できない。
費用対効果で犬を飼うことを考えるのは少しナンセンスかもしれないが、
少なくとも「費用の実態を知ったうえで迎える」ことは
愛犬にとっても飼い主にとっても正しい選択だと思う。
本記事が、ビションフリーゼを迎えるか迷っている人の参考になれば幸いだ。