DIY

エアプランツ用ラックをDIY【窓際ピッタリ1万円以下】

はじめに

我が家のティランジア育成は完全に室内で行っています。
一応ですが我が家ではエアプランツを44種類育てています(2021.11/20現在)

室内でのエアプランツの飾り方、育て方に悩んでいる方向けです。
更に言うと、枯らさず蒸らさず大きく育てたいオシャレなインテリアとしても成立させたい。
写真投稿で良く見る銀ラックやワイヤーネットは効率的っぽいけど見た目にもこだわりたい。
温室は大きく育てるのに良さそうだけどそこまで大規模なものは作れないし見た目もちょっと…

そんなわがままな方向けです(笑)
自分がわがままなので(笑)

 

エアプランツの育て方については

簡単な2つのコツが分かればまず枯れないエアプランツの育成方法をご覧ください。

作成にあたってのイメージ

  1. 枯れない
  2. 蒸れない
  3. 大きく育てたい
  4. オシャレな見た目

ラックを目指して設計しました。具体的には

枯れない

一部は湿度を高く保てるデザイン。

蒸れない

風通しの良いデザイン。

大きく育てたい

日当たりの良いデザイン。

オシャレ

他のインテリアに馴染みつつエアプランツが映えるデザイン。

イメージをさらに分解する

湿度を高く保つ

水苔やその他保水性が高いものの上にエアプランツを置ける。

風通しが良い

遮るものが少ない。ハンギングができる。

日当たりが良い

窓際に設置できる。ラック自体の影とエアプランツが作る影が少ない

我が家のインテリア=木材がメイン。

濃色で塗装した家具が多い+エアプランツが映えるように薄い色(木そのものの色)にする。メリハリが欲しいので床材になる部分は濃色。オシャレなエアプランツと言えばハンギング。

主役はあくまでエアプランツです。
ただ、脇役にしてはラックは大きくてインテリアの一部として目立ちます
ぶっちゃけ、これまではスリーコインズで買った洗濯物干しネット?で様子を見ていました。

ただ、来客時に結構恥ずかしいんですよね…
せっかく綺麗だったり可愛いかったりカッコ良い植物を育てているのに飾るスペースがそれを台無しにしていました。


↑こんな感じの商品で、ソーキング後に乾かすのには丁度良いです。

材木店に行く

あなたの部屋のインテリアとの組み合わせやイメージができたらメモしましょう。

自分の場合はipadにイメージ図を書いて(下手でもアプリが良い仕事する)材木店に見せてカットしてもらいました。

↓このセット最強です。色々捗ります。



 


 

 


イメージ図だけだとオシャレな感じが全く出ていないので、掲載は控えます(笑)

テーブルをひっくり返したような、ザックリとした図を描いていきましたが

  • 窓1枚の横幅
  • 窓の半分の高さ
  • 窓から畳まで丁度良さげな長さ

だけはしっかりメモしておきます。

木材や耐久性等については材木店の方に相談しつつ決定していきます。
実際、床材として想定していた板よりも少し幅があるもの。柱になる部分の材料も想定より少し太くなりました。
出来上がってみて、相談して良かったとつくづく思います。

買うもの

  1. 床材×1枚
  2. 柱×4本
  3. 柱に渡す棒×4本
  4. バークチップ飛散防止用の薄い板×4枚
  5. ネジ
  6. バークチップ4L程度
  7. よーおれ

材木屋で買えるのは1~3まで。
材木屋でかかった費用はカット代含め4950円。
薄い板150円×4
ネジ(値段忘れました)数百円
バークチップ770円
よーおれ(トータルで)900円
総額(ネジは計算上800円としました)8820円程度

木材,ネジ

参考までにサイズ

床材:幅29.5cm長さ83cm厚さ2.1cm
柱:幅4cm長さ92cm厚さ3cm
棒(長辺):幅2.3cm長さ77cm厚さ2.9cm
棒(短辺):幅2.3cm長さ21.2cm厚さ2.9cm
※あくまで家のにピッタリなだけなので、マジで材木店の方に相談してくださいね!

薄い板はハンズで後から買いました。
薄い板は幅4cm厚さ1mmで確か長さは90cmで売られていたかと思います。
バークチップはネットか園芸屋。


「よーおれ」はネットかハンズなどで。


あると便利なもの

  1. サンダー
  2. インパクトドライバー
  3. 差金
  4. ペンチ
  5. ハンマー

サンダー

板をツルツルさらさらに仕上げるため。

インパクトドライバー

ネジを締めるため。

差金

接合部をしっかり計るため。

ペンチ

「よーおれ」を締める時に指が痛くならない為(笑)

とハンマー

薄い板を柱に貼るため。

作り方

必須項目は2つだけ?!

  1. サンダーがけ(任意)
  2. 板や柱の接合部に下穴を開ける(任意)
  3. 接合部をネジで締める(必須)
  4. 柱が立ったら柱の間に渡す棒の接合部に下穴を開ける(任意)
  5. 接合部をネジで締める(必須)
  6. エアプランツを飾りたい場所に「よーおれ」を付ける(任意)
  7. 床材に枠を付けるために薄い板を貼る(任意)

任意の部分を省けば相当時間は短縮できますが、出来上がりもそれなりだと思います。
よーおれがなくてもS字フックや針金でフックにしてればハンギングできますし
下穴開けなくても繋げますし
バークチップ無くても成立しますからね。
任意の部分を丁寧にやったとしても大して時間がかからなかった(総工程3時間程度)ので簡単です。
5.の部分とよーおれの付け方に少しこだわりがあります。

まずはサンダーがけ(任意)。板や柱を綺麗にします。
出来栄えを大きく左右するポイントです。
ささくれ立っている箇所をガンガン攻めると紙やすりが負けるので要注意。

板と柱が繋がる部分に印をつけて置き、正確な位置は差金を使って計ります。
下穴を開けるのは木材が割れるのを防ぐ為です。

テーブル,DIY

実際に完成すると上下逆 になります。
途中まではテーブルを作っていくイメージでOK

テーブル,ラック,DIY

飛んじゃいますけど、ここが手順5.です。

柱と柱の間に棒を渡す工程なのですが、敢えて棒を平行に渡さずに段差を付けています
窓側を一段低く、部屋側を一段高くしています。
側面側の棒はその中間に渡してあって、窓から部屋に向かって階段を上るイメージです。
窓側のエアプランツや棒の影で部屋側のエアプランツを遮光したくないから段差を付けています。

ここまでくればほぼ完成です。
あとはよーおれつけて、床材に枠付けてバークチップを敷けば完成です!

ラック,DIY,ティランジア

写真撮影用に窓際から移動しました。
部屋とエアプランツとの親和性がばっちりです!
バークチップを敷いているので庭感が出る上に、柱や棒の間のスペースが大きくて圧迫感が無いです。
特に部屋が狭く感じることもなく快適です。

ティランジア,キセログラフィカ,ラック,バークチップ

今とは若干配置が違いますが、こんなイメージです。

ティランジア,流木,ウスネオイデス,イオナンタバンハイニンギー,水苔

湿度を高く保てる部分というのはこの辺にまとまっています。
子株を育てるために水苔を張ったお猪口やウスネオイデスを敷いています。
流木やコルクも置いてあって、雰囲気も出るし、今後の着生にも使えます。
エアプランツが増えることも考えて拡張性も十分あります。

 

実はよーおれの付け方も少しこだわっていました。

真上から見たイメージです。

エアプランツ,ラック,ティランジア,エアプランツ,チランジア

よーおれを棒の内側と外側に互い違いに配置しています。
育成する時にはエアプランツの成長点を窓際に向けることができ
来客の際や、株の状態の確認や、単純に鑑賞したい時にはエアプランツを部屋側に向けることができます。
また、エアプランツが多くなりすぎた時には互い違いに配置しているので両側を同時に使うこともできます。

エアプランツを飾ったまま、ラックごと移動できる耐久性もあります。

2021年11月28日追記

先日AMATERAS LEDという植物育成ライトを購入しました。
内容物がライトのみだったので別途ソケットを購入したんですが、ソケットにクリップなどが付いておらず・・・
良い感じに固定できません。。。

ソケット側をDIYするかラック側をDIYするか悩み、どっちにも手を加えることにしました。
ソケット側には針金を。
ラック側にはちょっとした金具を。

ソケット,針金

 

針金つけただけだと、ライトの照射範囲があまり良くなかったのでラック側にもちょい足しした感じです(笑)

AMATERAS LED,DIY,ソケット,針金,ハンギング

ちょっとラック側に近過ぎて、光を当てたい子にうまく当たらないんです・・・

買ったのは↓

金具,ネジ

本当に適当な思いつきです。

 

ラック,金具

ラック側にこんな金具を付けます。

棒

ほんで鉄っぽい棒を刺します。

先の方がネジ状でナットが付けられます。

使わない時にはナットを外すと棒が外せるのでライトも収納できます。

 


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ABOUT ME
otamachan
青山学院大学教育人間科学部心理学科卒。効率厨の30代男性(既婚)。 「学歴?美味しいの?」な会社に勤める。元利酒師。愛犬:梵ちゃん(ビションフリーゼ)趣味はvarolant。ガジェット好き。専業投資家になることを密かに企んでいる。