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ウスネオイデスとは
tillandsia usuneoides
「スパニッシュモス」や、「サルオガセモドキ」とも。
細葉・中葉・太葉や黒い花が咲くタイプもある。
多く流通しているタイプはトリコームが多く銀葉種らしい見た目。
トリコームが少なく緑の主張が強い緑陽種らしい見た目のタイプもある。
葉の一つ一つは小さい。
数珠繋ぎのように成長していくことと、沢山の株を束ねられて販売されていることが多いために大型のティランジアだと勘違いされやすい。
かつては梱包材として使われていたぐらいにはモシャモシャしている。
ティランジアを全く知らない方でもウスネオイデスは知っている方も多い。
認知度の高さやインテリアにも映えることから流通量は非常に多い。
とても手に入れやすい。
花屋や雑貨屋、インテリアショップやホームセンター、ネットなどで購入可能。
トップの画像は東急ハンズで2021年9月28日に購入した株。
販売時には束ねられていた。
さ、お堅い文章はここまでにします(笑)
ウスネオイデスとの交配をした種
ウスネオイデス×レクルバータ=キンバリーなどもあります。
持っていないので写真は残念ながらありません。
枯れたウスネオイデス
茶色い部分が枯れです。
分かりづらいですが、一番左にある金色の針金で束ねています。
束ねている部分から枯れる(蒸れる)ことが非常に多いです。
私はこれまでに3回購入していますが毎回束ねている部分から枯れ(蒸れ)ました。
茶色くなくて緑色が強い部分は枯れていません。
枯れていない部分を切って小分けにしたりしていますが、非常に手間がかかります。
小分けにした株だけ吊るしたり置いておく必要があります。
枯れていない部分のみ小分けにしたウスネオイデス。
枯れていないウスネオイデス
2022年3月6日撮影。
小分けにしたウスネオイデスもそうでしたが、緑色がちょっと強いです。
この写真で茶色っぽく見える部分は紅葉です。
水に漬けると紫色っぽくなります。
正直慣れてくるまでは枯れているのか紅葉なのかは判別が付かないと思いますし
私もパッと見では枯れちゃったのか?!と心配になることが多いです(笑)
枯れている部分は水に浸けても茶色のままなので、水に浸けて判別しても良いかもしれません。
ウスネオイデスを水に浸けたら黒色っぽいけど大丈夫?!
と調べてこの記事に辿り着いたって方は一旦ご安心を。
前述の通り、かなり高い可能性で紅葉です。
ティランジアは特に秋〜冬に紅葉することが多いと体感しています。
写真を撮影した3月もまだ春になりたてですし。
ただ、私は幸いティランジアが病気にかかったことが無いので病気にはちょっと疎いです。
100%病気じゃないと言い切れないのが悔しいです。
ウスネオイデスの魅力
枯れる原因は束ねること。
これまでそうお伝えしてきましたし、これからもそうお伝えします。
ただ「ちょっと待てぃ」とツッコミがあるのも承知しています。
そう、ウスネオイデスの魅力はあのモッサモサになっている姿ですよね。
分かります。
私も束ねられてモッサモサになったウスネオイデスに魅力を感じ、育てたいと思いました。
魅力である反面枯れやすいってどうすればいいんだろう?
となった時に、最近流行りの飾り方(束ね方ともいう?)があります。
ウスネオイデスの束ね方
ここまで散々束ねるのはNGとお伝えしてきておいて
「束ね方」という項目は変ですが
ボリューミーでモシャモシャ感がありつつ、枯れ(蒸れ)辛いという良いとこどりな飾り方の紹介です。
ウスネオイデス用のワイヤーハンガーを作りましょう。
youtubeや他の方のブログやサイトにも情報が沢山載っています。
ウスネオイデス用ワイヤーハンガーの作り方
ワイヤー(針金)を加工するだけです!
準備するもの
- ワイヤー
- (ラジオペンチ)
- (S字フック)
ラジオペンチが無くても指で頑張るという人はワイヤーのみでOKです!
S字フックについても、ワイヤーの先端を上手いことやるから不要って人もいると思います!
ワイヤー
私は1mmの太さのワイヤーが家にあったので作りましたが1mmはお勧めしません。
柔らかすぎて、しなるからです。
2mm程度が丁度良いと思います。
最近作り直しましたが、素材はステンレスが良かったです。
加工はちょっと大変ですが、マジで丈夫。
ステンレスなら1mmの太さで大丈夫です。
ラジオペンチ
無くても大丈夫だと思いますが、2mmだとちょっと固くて指が痛くなるかもしれません。
100均でも売ってます。
探しに行くのがめんどく避ければ↓のものがAmazonで258円(2022年3月11日現在)と爆安なのでよければどうぞ。
作り方
パーツは大きく分けると2種類。
- ウスネオイデスを直接引っ掛ける本体
- ワイヤーとS字フックを連結する部分
まずは①の本体側
- ワイヤーを好きな長さで切ります(家のは30cm程度)
- ワイヤーを好きな幅で好きな形で曲げます。
- ②を繰り返し一周させます。
- 一周させたらスタート地点とゴール地点をネジネジして繋げて完成
次に②のS字フックと連結する部分
- 同じ長さのワイヤーを3本作ります(家のは10cm程度を3本)。
- 本体側を引っ掛けられるように片方の先端を丸めます。
- S字フック側で3本をまとめてネジネジして繋げて、先端は丸くしておきます。
- 先端の丸いとこにS字フックをかけて完成。
※雑に作った完成品。今度2mmのワイヤー買って伝わりやすいようにちゃんと写真撮ります。
本体をなんとなく四角い感じで作りましたが、普通に丸を連続させる感じで良かったと思います。
丸にする場合はボールペンなどにワイヤーを巻き付ける感じで作ると作りやすいはずです。
作り直しました
ワイヤーがフニャフニャしてしまったので
ステンレスのワイヤーに変更しました。
ラジオペンチで頑張らないと曲がらないので加工は少し大変ですが耐久性があります。
育て方
育て方に入る前に一応ですが我が家ではエアプランツを44種類育てています(2021.11/18現在)
2018年の夏からエアプランツを育て始めて試行錯誤していますが、結局どの子も同じような育て方をしています。
ウスネオイデスは基本的には強い子なんですが、前述の通りで束ねていると枯れ(蒸れ)やすいことが分かっています。
枯れないための対策だけ先にお伝えしておくと「束ねない!」
この1点が非常に重要です。
場所
日当たりが良く風通しも良い窓際
色んなサイトで「直射日光を避けたレースのカーテン越し日光が入るぐらい」とか書いてありますが
家では普通に直射日光当たってます。
窓越しの直射日光が当たる場所に置いてます。
多分葉焼けした時の為の保身で書いてるんでしょうが、日当たりは超絶大事です。
「真夏だったらどう?」と聞かれても同じ回答をします。
真夏の場合には朝〜日中の水やりだけマジで避ければ大丈夫です。
ちなみに風通しの良い窓際で、更にサーキュレーターで365日24時間直風で一番弱い風を直風で当てています。
割と1年通してyoutubeでエアプランツの状態を撮影しているので直射日光当たってるかどうか疑わしい方は見てみてください(笑)
温度&湿度
人間が快適に過ごせる温度&湿度なら大丈夫です。
枯れも蒸れもしません。
実体験に勝るものは無い。
とりあえず「そこまで神経質にならなくて大丈夫」ということは伝えておきます。
幸い我が家では真冬でもエアプランツの為だけにヒーターとかエアコン付けたりしなくても良い環境なのかもしれません。
(住んでる場所は関東とだけ)
東北地方〜北海道等での冬の育て方は分からないので悪しからず。
自分のyoutubeを見てもらうと分かる通り、毎回温度と湿度を載せています。
もし自信が無い場合は参考にしてみてください。
youtubeで毎回登場する温度と湿度と時間が分かる優れもの↓
水やり
週に2〜3回行っています。
水やり後は水を十分切ったうえでサーキュレーターの風を強風で当ててます。
この子は水がめちゃくちゃ好きです。
しかも乾きやすいので、エアプランツにしては水やり多いかも?ぐらいで丁度良いです。
我が家では結構ソーキングすることが多いです。
タイミングについては「夜が良い」と書いてあるサイトがありますが
「水やり」と「水やり後」の処理を適切に行えるならいつでも構わないです。
水やりの時だけは直射日光が当たる時間・場所は避けた方が良いです。
理由としては蒸れるからです。(イメージとしては「茹だる」が近い?)
また、水やり後に寒い場所で空気の循環が悪いと腐ります。
実際に腐らせてしまった子は3年前に緑葉種で1株いますが、サーキュレーターを導入する前だったのであの子は水やり後の風通しで失敗したんだと思います。
我が家のエアプランツ育成環境について詳しくは「エアプランツ用ラックをDIY」
エアプランツ全般の育て方について詳しくは「簡単な2つのコツが分かればまず枯れないエアプランツの育成方法」
植物育成ライトについて「【植物育成ライト】AMATERAS LEDを購入!」
サーキュレーターについて
狙って購入しているので当たり前ですが、左右だけでなく上下にも首をふってくれます。
ハンギングしている子や床に直置きしているような子もいるので、上下の動きというのが非常に重要です。左右だけの動きをしていたサーキュレーターはエアプランツ用からは引退し
部屋干しやエアコンの風を循環させる用で活躍しています。
このモデルは静音性も高いのでサーキュレータが稼働している部屋で寝ていても気になりません。
風量を上げれば水やり後のすぐに乾かしたい時にも重宝します。エアプランツが増えてきた人にはマジでおススメ!
コスパにうるさい筆者も大満足です。
良く分からんですがセールで買った値段よりも安くなってます(2021年8月)
ミスティングとは
ミスト=mist→霧
そのままの意味で、霧吹きでの水やりです。
株全体がしっかり濡れるまで行ってあげないと水分を吸収する前に乾燥してしまい、枯れの原因となるので注意しましょう。
自分が使っているミスティング用の霧吹きはこちら↓
※見てみたら値上がり&売り切れしてるカラーもありました(2021.5/23現在)
ディッピングとは
ディップ=dip→ちょっと浸す
ソーキングと似たようなものですが、ミスティングとソーキングの間みたいなイメージです。
桶に水を張って、株全体を水に浸してすぐに風通しの良いところに置いておきます。
ソーキングとは
ソーク=soak→浸漬、ずぶ濡れにする
ちょっと株の状態が乾燥気味だったりする時に行う応急処置的な水やりです。
あまり長い時間だと腐る原因になるので注意が必要です。
そもそもソーキングしないぐらいの頻度で水やりできるのが理想ですが、やるとしたら2~3時間ぐらいで良いと思います。
言葉の意味的にはディッピングと似ていますが、水に浸かっている時間は全く違います。
ディッピング、ソーキング用の桶はこちら↓
元々百均や雑貨屋で買った桶を使っていましたが、毎日使うものでも無いので正直邪魔でした。
肥料について
我が家ではメネデールやハイポネックスをあげています。
メネデールは肥料という括りではなく栄養剤的なものです。
人間でいうとサプリメント。
いつでもあげて構わないので頻度を気にせず結構使います。
使いやすいです。
肥料のあげすぎを気にする人は是非メネデールを試してみてください。
で、肥料はステーキみたいなもんです。
植物の調子が悪くなってから与えようと思ってももう遅いです。
調子の良い時に与えてもっと元気になってもらうイメージですね。
最近の様子
成長が分かりづらいので更新頻度低いかも・・・・
2022年6月28日
元気です!
2022年11月8日
ウスネオイデスを育てて史上一番元気です!
2023年1月29日
引っ越したので背景がいつもと違います。
奥さんからも
これまでで一番育ってるね!
と言ってもらえる程度に元気です。